10年目の3.11

東日本大震災から、10年。
14:46
黙祷捧げ、あの時の記憶をリマインドします。

今を生きぬく道しるべに、空海(遍照金剛)の生き様が、不思議と何かを語りかけます。
身をもってして経験する意味。
真言密教の懐の奥深さ…
歴史は繰り返されるかもしれないけど、
それを乗り越える叡智は、人が今をどう大切に生きるかにかかっている。

生まれながらにして、明暗は紙一重。





























謹賀新年

2021、新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

皆様にとって、日々希望へと循環する一年でありますように…

限りなく続く道

道の先にある
未知なる出逢い

様々なルートを選択する中で
リマインドする記憶のかけらの数々

行動の先に生まれる微かな光を感じて…

澄んだ空気は心地よく
秋の光は変わりゆく日常に
希望の光を与えてくれる

今という経験や出来事は
未来へと必ず繋がりを持って存在している

旅することは
新たな道を描き出すこと

201021

生誕100年、写真家石元泰博写真展へ。

初めて眼にした、石元氏のゼラチン・シルバー・プリントの数々。
とても素晴らしく、美しく描かれた光に、イマジネーション感じます。

写真集 “シカゴ,シカゴ” “桂離宮” “刻”
緩やかにじんわりと、余韻が残る写真。

美しい質感とグラデーション、
写真の瞬間は、限りなく奥深い。
撮れそうで決して撮れない、
今という絶妙な瞬間を捉えた、
写真の持つ不思議さ。

200922

逆境の時代だからこそ、
頭と心を柔軟に…

変化を受け入れ、原点を忘れずに、前進あるのみ。
記憶に残るすべての写真に、想いを込めて。
その先に、希望の光は、必ず訪れると信じたい。

巡る日々が、いつの日も悔いのないように…

再生と記憶の建築





1964年、東京オリンピックに向け国民の夢が託され、漲るエネルギーを賭けて創られた、国立代々木競技場。
受け継がれるべき、日本の歴史的な建築遺産が、その地に生まれ落ちてから56年。
2020年を迎えた今、時を超えて受け継がれた意志に、新たな息吹が吹き込まれ、修復再生されました。
挑戦と独創性、そして豊かな発想、滑らかな曲線と表現力。
天へと一直線に伸びる力強いファサード、全てが希望へと繋がる想いを、天井にかけられたアーチから感じられます。

自然の中に身を置くことで


人と会うことに躊躇する
世の中の空気の中で

日本の田舎にある原風景にこそ
記憶として帰ることのできる大切な場所がある
川のせせらぎに耳を傾けることで
忘れかけていた悠久の自然の営みから
大切な気づきを与えられる

天より降り注ぐ光と大自然の恵によって人は生かされ続けていること
山から流れ落ちる一滴の雫は、水となり、河となり流れ続けている
その限り無い循環を忘れたくない

200416

全世界に蔓延するコロナ禍、
早期終熄を祈ります。

新たな時代への変革期。
グローバル経済への啓示。

安易な情報に同調することなく、
人類がこれまで歩んできた歴史の過ちを繰り返さないために、
焦らず冷静に、畏れと人との協調を忘れない。

日々、聡明なる判断と行動を…

9年目の3.11

14:46
忘却されぬように。
合掌。

200229

2020年東京オリンピックの開催のこの地に、新型コロナウィルスが蔓延するとは…
まさかの今このタイミングで、とても不思議です。

気を抜かず、守るべきものは、何よりも生命です。

東日本大震災、福島第一原発事故、地球規模の大規模な気候変動。
経済最優先の社会に対する、人間の奢りと傲慢さに、何かしらの疑問符を感じえません。

本当の意味での、自然との共生と共存。

日本という国が、本来進むべき方向性と今後の舵取りが、
今世界に試されている、そんな気がしてなりません。

人が地球に対し謙虚に、
本質的に大切なことは何かを考えさせる、
大切な機会を与えてくれているのかもしれません。