as it is
房総半島にひっそりと佇む
小さな美術館 as it is
そこに展示された
時を経て集められた小さな祠の数々
周辺環境に同化し
自然の摂理に沿って作られた土壁の空間がとても馴染み
どこか懐かしく
とても心地よい気を感じます
房総半島にひっそりと佇む
小さな美術館 as it is
そこに展示された
時を経て集められた小さな祠の数々
周辺環境に同化し
自然の摂理に沿って作られた土壁の空間がとても馴染み
どこか懐かしく
とても心地よい気を感じます
松濤美術館の白井晟一展から
学生時代に旅した、長崎の親和銀行本店にて感じた衝撃的だった白井晟一建築をリマインドし、
久しぶりに建築の持つ空間の素晴らしさを体感した。
薄暗い空間の中にある、光の陰影と哲学、そして美と色と融和。
現実化しなかった、原爆館の模型とCG画像。
これが、もし現実化したならば…
非常に興味深かった。
永続性とは何かを思い起こさせ、
建築家の仕事とは何かを考えさせられる時だった。
生誕100年、写真家石元泰博写真展へ。
初めて眼にした、石元氏のゼラチン・シルバー・プリントの数々。
とても素晴らしく、美しく描かれた光に、イマジネーション感じます。
写真集 “シカゴ,シカゴ” “桂離宮” “刻”
緩やかにじんわりと、余韻が残る写真。
美しい質感とグラデーション、
写真の瞬間は、限りなく奥深い。
撮れそうで決して撮れない、
今という絶妙な瞬間を捉えた、
写真の持つ不思議さ。
1964年、東京オリンピックに向け国民の夢が託され、漲るエネルギーを賭けて創られた、国立代々木競技場。
受け継がれるべき、日本の歴史的な建築遺産が、その地に生まれ落ちてから56年。
2020年を迎えた今、時を超えて受け継がれた意志に、新たな息吹が吹き込まれ、修復再生されました。
挑戦と独創性、そして豊かな発想、滑らかな曲線と表現力。
天へと一直線に伸びる力強いファサード、全てが希望へと繋がる想いを、天井にかけられたアーチから感じられます。
原点に立ち返ることのできる、光と記憶と建築の旅。
つくるとは創造すること。
夢は夢。
心に栄養を、
神奈川県立近代美術館のアルヴァ・アアルト展へ。
“芸術と文化には、日常の暮らしに気品を与える効果があるという信念”
重厚感と高貴に満ち溢れた光、空間に品性を齎すあかり。
光とあかりの関係性、
調和と成熟された北欧文化に、
人々の佇まいを感じた。
バルト三国を巡って…
人が何かに祈りを捧げる姿に、心が洗われる。
その土地に住まう人々が教会に託した、思いを感じつつ、祈りの世界に触れる。
時と場と建築は、今の時代に語り、そして問い続ける。
悲劇の街にも、光は訪れ、新たなる生に循環してゆく。
時は止まることなく…
小田原文化財団、江之浦測候所。
記憶は意識を変える。
古代から今に至るまで、変わらぬ時の循環を感じさせ、
光・自然・建築・時の流れを思い起こさせる、
普遍的な場所。
本物は、極めてシンプルだと思う。
MOA美術館。
内面に響きわたる静寂の空間、日本の古き和と品性を感じた。
これまでにない空間演出が、素晴らしい。
巡る時と共に
新たな川の流れに身を任せ
この日の記憶を思い起こしたい