職人

先日、左官職人狭土秀平さんの出演している番組をみた。
様々な苦境を乗り越えた狭土さんの口走る言葉から
ある種の悟りの境地を感じた。
『自分はみにくからこそ、きれいなものがみえる。』
『焦ったら負けだ、臆病者であれ。』
最近、地下鉄の広告で狭土さんの写真とよく目にする。
哀愁が表情から滲み出ている。人の顔や眼ほど、人生を物語るものはないと思う。
経験値から裏打ちされる、人が持つオーラ。
そこには、言葉を越えた真実みが、
あるような気がしてならない。