職人 2009年11月6日 金曜日 先日、左官職人狭土秀平さんの出演している番組をみた。 様々な苦境を乗り越えた狭土さんの口走る言葉から ある種の悟りの境地を感じた。 『自分はみにくからこそ、きれいなものがみえる。』 『焦ったら負けだ、臆病者であれ。』 最近、地下鉄の広告で狭土さんの写真とよく目にする。 哀愁が表情から滲み出ている。人の顔や眼ほど、人生を物語るものはないと思う。 経験値から裏打ちされる、人が持つオーラ。 そこには、言葉を越えた真実みが、 あるような気がしてならない。