写真と湿度

人が、創り描く作品に、想いを巡らせる。
先日、久しぶりに湿度を感じる写真を観た。
人が、背負い生きてゆく中から、生まれる湿度。
共鳴し、胸の中に響きわたる一枚の写真。
何か懐かしく、とても普遍的な時を感じた。
撮り手の刹那的な”今”が凝縮されてる。
ストレートに響き、考える時間を与え、定着する、独特な写真世界。
其々に、託され与えられたフィールドが、何かしらあるように思えてならない。