ハンナ・アーレント

映画『ハンナ・アーレント』@岩波ホール

悪の凡庸さ、この言葉は今の時代に突き刺ささる。
日本の成熟された社会に、問題を提示していると思う。

哲学者アーレントの信念 “考えることで、強くなれる”
”生まれ落ちた場所は選べなくても、友達は選べる”
色褪せない普遍的な思想を感じる。

依存、マニュアル、感情を忘れた機械、思考停止、それが”慣れ”という究極の怖さだと思う。