130710

不思議なもので、時間を経て同じ写真を見返したとき
あのとき感じたものはバーチャルだったのかと思うくらい
異なった感触で作品が見えた。

善くも悪くも、客観的に作品と向き合えた気がする。

それは経てきた時間がそうしてのか、何なのか。
よく使い古された言葉に、『写真は自分を写す鏡』と言われるが
今現時点のマインドが向かっている方向性が再認識できた。
変化してゆくものと、そうでない温めてきたものとが。

それと同時に、写真はやはりPCで見るものではなく、
生焼プリントをみることに意味があると改めて思った。
PC作業は、実はみているようでみていない。錯覚。

これからは、
慣れすぎた眼を、デジタルからアナログへと変えていきたい。
アナログ作業に、本質的な大切なヒントがある気した。